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Q:本当ににそんなに中学生の英語学力を上げる自信があるの?
A: はい。私の自信は、プロ講師歴20年以上の中で数多くの生徒さんと保護者様から頂戴したものです。
Q:本当ににそんなに中学生の英語学力を上げる自信があるの?
A: はい。私の自信は、プロ講師歴20年以上の中で数多くの生徒さんと保護者様から頂戴したものです。
❶ ‘文法’の授業が少ない。でも、テストの出題は‘文法’が多い。
まず初めに、生徒の皆さん[保護者の皆様]にお伺いいたします。「英語の勉強をしていて[していたとき]、学校の授業や宿題を通じて‘文法’はよく理解できていますか[理解できていましたか]?」 もちろん、「できている[できていた]」という方もいらっしゃると思います。しかしながら、「できていない[できていなかった]」という方も実はとても多いのでは、と私は考えております。
持論をふまえますが、文法の理解に関しては特に、生徒の能力ややる気の問題ではない、と私は考えています。学校教育では学習内容の難化や内容量の増加が進められています。他方で、英語科においてコミュニケーション能力の育成重視が叫ばれ、小中学校の授業では話したり聞いたりする活動に時間が割かれ、文法の解説や練習、また,教科書本文の語句や和訳の確認も十分に行われていないのが実情です。コミュニケーション能力の育成を目指すという取り組み自体は素晴らしいことですが、そのような学校の授業の取り組み内容と、実際に行われている定期テストや実力テストそして入試問題の内容が異質である、という点が非常に大きな問題となっています。それに対して、実際、多くの生徒および保護者様が悩み苦しんでいるのです。
❷ 「文法」の理解が最重要。でも、教授力の高い指導者なしでは生徒が最も理解できないのも「文法」。
中学英語の学力の土台であり、テストや入試における得点力を最終的に決定づけるのは‘文法’の力です。語彙力やリスニング力、英作文力、およびテスト解答力などの他の力も当然重要な力ですが、土台となる文法力が不十分だと他の力も総じて伸びません。文法力があってこそ、相乗効果が生まれます。
コミュニケーション能力を高めるという目的であれば、文法が最重要であるとは言い切れません。単語や熟語を覚える(暗記)という目的であれば、単語帳や辞書、ノートと鉛筆を使って生徒個人でもなんとか学習のやりようもあるでしょう。しかし、‘文法’はそうはいきません。学校授業での指導量が少ないと生徒個人ではどうしても理解できないところが多々出てきます。学校の授業で不足するなら自分で文法解説などの本でも読んだりして勉強すればいい、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも、それもそう単純なことではありません。文法解説の本などは私のような者から見れば(今でこそ)、文法単元ごとに基礎ポイントが余すところなく、しっかりとまとめられていて、その内容さえ理解定着させれば基礎力は身につけられるであろう、とわかります。しかしながら、生徒が指導者なしで自分自身だけで読んだとして、理解定着させることができるかというと答えは明らかにNoです。理由を簡潔に言うと2つです。1つ目は、本の中で説明に使用される文法用語や解説文が中高生にはわかりにくい、また,難しすぎるということです。それは本のせいでもなく、また,生徒の能力ややる気不足のせいではありません。‘文法’について本で正確に解説をしようとすると、どうやってもそのような難解な表現を使わざるを得ないのです。2つ目は、超基礎的な内容は理解できたとしても文法単元ごとの理解に留まってしまい、(本に書かれていない)他単元との関連性や系統性は生徒個人では知る由もないということです。それを知らずして高い文法力が身につくことはあり得ないのです。そのような単元ごとのつながりこそが文法力を高めるための真のポイントであり、ミスター・イットの指導技術の核心に迫るところです。
学校の授業でも十二分にわからない…、解説本を自分で一生懸命に読んでもわからない…、そうしてますますわからなくなっていく、そのうち、「英語なんて、嫌い…」となってしまいます。土台から積み上げていかないとわからなくなるのです。それを解決できるのは、指導力に長けた指導者だけなのです。
❸ 「難しい知識まで習得していないと80点以上は取れない」というのは誤まった認識です!
学校のテストにせよ、入試問題にせよ、問題を作成する側の意図として平均点は何点くらいになるように設定されていると思いますか。答えは約60点です。この数字からある1つのことを考えていきます。
右のグラフを見てください。Aが10%、Bが20%、Cが70%です。左側に得点が書いてあります。A、B、Cは何のことでしょう? 答えは、A=「発展内容」、B=「基礎の応用内容」、C=「基礎内容」です。これは入試問題における「問題レベルの配分」とご理解ください。入試問題の70%は基礎内容が固まっていれば正解可能だということです。「えっ、基礎だけで70点? そんな簡単に取れるわけない。」と思われた方もいらっしゃると思います。さて、冒頭の平均60点という数字は、入試の基礎内容配分70点を下回っています。これからどんなことがわかるでしょう? 答えは「平均60点を取ったとしても、基礎内容は全て徹底できていなかった」ということです。受験勉強において、そんなに基礎のことばかりやっていられない、難しい内容(発展内容)をいっぱいやらないといけないに決まっている、と思う方もいらっしゃると思います。でも、ここが学力と得点力の大きな分かれ目(ポイント)なのです。ミスター・イットの経験と実績を踏まえた持論ですが、基礎内容をきちんと固め、その上に基礎を応用する内容を少し上積みすれば、得点は70~80点に推移します。70~80点に推移するということは、70点学力には到達していて80点学力にも到達しそうな位置にいる(でも,実際の解答ではなんらかの解答ミスや、問題の難易度によって少し点数が落ちて70点台となる)ということです。難しい発展内容をやらないと80点以上取れないというのは誤った認識だとミスター・イットは言いきります。
‘基礎’/‘基礎の応用’/‘発展’ の内容とはどんなものか具体例を示します。
例
‘基礎’
・同等比較が〈as+原級+as ...〉と知っている。
This room is as large as that one. この部屋はあの部屋と同じくらいの広さです。
・「だいたい同じくらい」と表すときはaboutを前に置くと知っている。
This room is about as large as that one. この部屋はあの部屋とだいたい同じくらいの広さです。
‘基礎の応用’
・aboutと同じ位置にtwice「2倍」や ~ times「~倍」などが置けると知っている。
This room is twice as large as that one. この部屋はあの部屋の2倍の広さです。
This room is three times as large as that one. この部屋はあの部屋の3倍の広さです。
上記の例で言うと、‘基礎’で70点学力に到達、‘基礎の応用’で80点を越えます。
‘発展’内容というのは、‘基礎と‘基礎の応用’の範囲を超えた難解または細かい知識、また、中学学習範囲も逸脱した知識のことで、それは本来、出題されなくてよいのですが、そのような正解率がとても低い問題を配置することによって、100点満点の数を抑えつつ、得点分布が広くなるようにするという目的があります。(私は「100点取らせないぞ問題、あるいは100潰しの問題」と呼んでいます。)
‘発展’
(実際の公立高校入試 英語 並べかえ問題 より)
A: I’m really looking forward to going on the school trip next week.
B: Me, too. Are you ready for the school trip?
A: Yes. Oh, my mother said, “It will be cold next week.”
B: Really? Then we need jackets. Is〔 should / anything / there / we / else 〕bring with us on the school trip?
A: I think that’s OK. Let’s have fun.
Aさんが100点満点を取った入試(上記の例)において、当時の教科書では指導重点としていなかったelseという‘発展’の単語の意味・用法が並べかえ問題で出題されました。
elseという単語の意味と用法自体は‘発展’レベルでしたが、Aさんは確固たる‘基礎’と‘基礎の応用’レベルの学力をもって、elseをanythingの後ろに置き、見事、正解を出したのです!
正答 Is there anything else we should bring with us on the school trip?
入試後、Aさんにどう考えて解答したかをたずねたときの彼女の返答が下記の内容です。
・全体、前後の話の流れから、修学旅行で持ち物の準備の話をしていて、修学旅行がある来週は寒くなるからジャケットが必要だと言って、そのあとに何かを質問した場面というのはわかった。
・elseという語は覚えていなかった。
・bringは動詞で「~を持ってくる」などの意味で知っていたので、前に主語のwe「私たちは」を置いた。助動詞should「~すべき」は動詞bringの前に置いて、we should bringで「私たちは~を持ってくるべき」だと考えた。
・でも、what「何」という疑問文ではないので、「何を私たちは持ってくるべきか」ではない、とわかった。
・Isで始まる疑問文でthereがあるので、「~はありますか?」と表せるので、「私たちは持ってくるべきものは何かありますか?」という疑問文だと考えた。
・anythingは「何か」という意味で、「私たちは持ってくるべきもの」だからanythingの後ろにwe should bringを置けばいい、と考えた。
●わからなかったelseについては、ジャケットが必要ということは直前に述べているので、「他に何か」という意味かと想像した。
●anythingなど-thingという語に形容詞をつけるときは後ろに置くということは他の語で勉強したことがあって知っていた(←‘基礎の応用’)。だから、elseも後ろに置けばよいのかもと考えて解答した。
私はこれを聞いたとき心から、「これこそが‘真の基礎力’! 高学力とはこういうこと!」と感動し、「 基礎の力の勝利!」とそれまでの努力をねぎらったことを覚えています。
余談:
Aさんと同クラスで指導してきた生徒たちの中で、地域1位の高校に合格した生徒たちと2位の高校に合格した生徒たちは全員,elseの位置がわからず不正解でした。("発展”とはそういう意味です。ちなみに、みんな得点は90点以上でしたが、「100点取らせないぞ問題」にしてやられました(笑) 試験問題を新聞で早速確認したときは、「は?なかなかの問題出してくるね~(笑)!」と笑いとばしていました。
私が対策に入れてなかったので生徒たちは何も落ち度もなく、私に落ち度があったわけでもありません。そういう難解な問題を出されて100点取れなくても、私の生徒たちは1,2問の間違いだけで90点以上は取ってきますし、私はあえて基礎と基礎の応用の範囲の100%理解を目指していますので、問題は全くありません。
❹ 目に見える成果を出せるのがプロフェッショナル。
‘技と心’を持った指導者が基礎を徹底した指導で、生徒も最大限努力した上でようやく‘真の基礎力’に到達できます。しかしながら、基礎はあくまでも基礎ですから指導者のもとで頑張れば理解は誰にでも可能です。難しいから学力や得点力が高くないのではありません。学力や得点力を上げるための意味ある指導を受け、生徒自身がきちんと学習を積み重ねられるかどうか、ただそれだけのことなのです。
ここまで読んでいただいた方には、「文法が最重要」「文法を土台とした基礎を徹底することで高学力・高得点につながる」ということは理解していただけたと思います。同時に、そんなに単純なものでもないということもご理解いただけたかと思います。そのことは,塾に通われている方であっても、お気づきになることはなかなか困難なことであると思います。中には、時間とお金をかけているのに目に見える成果が出ないなあと感じている方も多くいらっしゃると思います。正解かどうかはわからない、不安もある、でも何かを続けるしか方法がない、と悩みながらも努力されている方も多くいらっしゃるでしょう。
努力するからには、目に見える成果が欲しいというのは当然のことです。ミスター・イットの仕事、それは生徒一人ひとりの英語基礎・応用力を徹底し、高学力・高得点を伝授,実現することです。